JLAN-Testについて
By jlantest / 6 1月, 2021
JLAN-Test(ジェイラン テスト)は日本語を母語としない非漢字圏日本語学習者の日本語能力を判定する試験です。言葉を正しく使う力、文章の内容を正しく理解する力、聞いて理解する力の3つの分野の試験によって日本語能力を総合的に評価します。試験科目は、3つの分野をバランスよく判定するために、「言葉の知識(文字と語彙)」「言葉の知識文法・読解」「聴解」の3つに分かれています。出題の基準や構成は「日本語能力試験」(日能試、JLPT)とほぼ同じですが、試験科目「言葉の知識(文字と語彙)」の中での漢字に関する出題を増やしています。主には、初級レベルを測るベーシックテストと中級レベル以上を測るアドバンステストに分かれます。各レベルごとの概要は下記のとおりです。
ベーシックテスト
日本語を母語としない人が、日本社会もしくはそれに関わる組織の中で、基本的な日本語を理解し、簡単なコミュニケーションを行える能力を測ります。具体的には、下記の2点を測ることができるのが特徴です。
① 日本文化を背景にした日本語能力を測定することを目的とします。
② 日本文化の背景に基づき、日常生活または、組織の中で、基本的な日本語の使用が遂行できることを認めます。
アドバンステスト
日本語を母語としない人が、日本社会もしくは組織の中で、日本語でコミュニケーションを行い、それなりの配慮をもった対応ができる能力を測ります。具体的には、下記の2点を測ることができるのが特徴です。
① 日本文化を背景にした日本語能力を測定することを目的とします。
② 日本文化の背景に基づき、日常生活または、組織の中で、日本語の使用がある程度遂行できることを認めます。
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